モーフ

morph

モーフ

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Profile
映像作家「モーフ」、映像ディレクター/クリエイター「樋口康弘」として活動。
TVCM、WEB動画広告、企業VP、PV、展示映像から3DCG・アートワークまで、映像と音の両面から世界観を描く。
Biography
音楽家no.9や電子音楽家cokiyuとのコラボレーション作品を発表。
2021年には、ササクレクト inc.のビートメーカーレーベル「XXX//PEKE//XXX」より楽曲「metamorphosis」をリリース。
また、2014年・2015年に開催された金沢城のプロジェクションマッピングでは、invisiプロデュースのもとコンポーザーとして参加。
2013年には、エレクトロニカユニット「DELT△S」名義で、セラミックレコーズよりアルバム「flo▲ting delt△s」をリリース。

Work

ほしのたね
3DCGAnimationCGMusic video

ほしのたね

2025
00:02:17
「ほしのたね」 ある日、娘が何気なく口にしたこの言葉が、私の中にそっと種を蒔きました。 その響きのやさしさと、どこか詩のような余韻に導かれ、私は静かな森に舞い降りる星や、小さな生き物たちの暮らす風景を思い描くようになりました。 物語は、夜空から星がふわりと森に降り注ぐところから始まります。星たちは地上でちいさな種となり、やがて芽吹いて、「星の花」を咲かせていきます。森に住む生き物たちは、そっと寄り添いながら音楽を奏で、その花々を見守ります。夜の森に広がる光や音、ゆっくりと流れる空気──そんな静かであたたかな世界を描きました。 映像制作には、長年使い続けているBlenderを使用しています。森や星、花や小さな生き物など、私の好きな自然の要素を素朴なタッチで表現し、光や影、質感にこだわることで、現実と空想のあいだを漂うような風景に仕上げました。音楽と映像は、ぴったりと揃えるのではなく、おたがいに寄り添いながら静かに響き合うような関係を目指しました。 音楽は、以前から共に作品を作ってきた音楽家・cokiyuさんにお願いしました。 本作では、夜の森にふさわしい、繊細なピアノの旋律に加え、透明感のある歌声が優しく重なります。 歌詞にはこの物語のテーマが込められており、その言葉ひとつひとつが、まるで語りかけるように静かに響きます。声の存在が、映像の奥行きをそっと深め、光や時間、そして「ほしのたね」が持つ世界観を、より豊かに伝えてくれています。 「ほしのたね」が観る人の心にもそっと芽生え、そこから自由な想像や感覚がやさしく広がっていく── そんな体験を届けられたら、うれしく思います。
Sphere of Life
3DCGMotion graphics

Sphere of Life

2023
00:02:20
【作品コンセプト】 「Sphere of Life」は、水から生まれた球体が変化を重ね、そのエネルギーがやがて木を育む物語を描いた映像作品です。球体は一定の形を保ちながらも、有機的に変容し続けます。その変化の積み重ねがやがて新たな生命の誕生へとつながり、最終的に木が芽吹きます。生命は形を変えながら受け継がれ、新たな存在を生み出していく——その普遍的な営みを視覚的に表現しました。 【バックストーリー】 生命は絶えず変化しながら、未来へと繋がっていきます。この作品では、球体が様々な姿へと変容し、その過程のすべてが最終的に木を育む要素となることを描きました。生命の循環と連鎖、そして存在の変化が新たな生命の誕生へとつながるというテーマを、象徴的なビジュアルで表現しています。 【手法】 長年愛用している3DCGソフトBlenderを使用し、物理シミュレーションやプロシージャルなモデリング技術を駆使して制作しました。球体の有機的な変容や、木が芽吹く瞬間の繊細な表現にこだわり、生命が持つダイナミズムと儚さを映像に落とし込みました。 【音楽】 本作のために、2020東京パラリンピック開会式に楽曲を提供した音楽家 no.9 がオリジナル楽曲を書き下ろしてくださいました。繊細かつ躍動感のあるサウンドが映像と呼応し、生命の変化と誕生の美しさを際立たせています。

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